【瞑想で痛み対策】慢性痛を改善するマインドフルネス

瞑想

こんにちは、マサです!

みなさん角に足の小指をぶつけたらどうしていますか。

その痛みを和らげる方法があるとしたら興味はないでしょうか。

というわけで今回はそんな突発的な痛みから慢性痛にまで効く、マインドフルネスについて触れてみたいと思います。

それでは行ってみましょー。

痛みとは異常を知らせる信号

体をどこかにぶつけると痛みを感じるのは何故でしょうか。

答えは体の異変を感知した際に何かすぐに対策するよう行動を促すために、脳や感覚神経が痛みの信号を発するからです。

もし痛みを感じなければ熱いものに触れても火傷したまま気付かず、胃に穴が空いていても気付くことはありませんよね。

痛みにはネガティブな印象を持ってしまいがちですが、生きる上ではかかせない大切な感覚ということになります。

痛みを和らげるには痛みを知る

とは言え痛みを感じたら和らげたいですよね。

ここで大事なポイントとしてはこれまで「痛み」と書いてきたものは、正確には「痛み」と「苦痛」の2つに分けることができます。

「痛み」とは体に異変が起きたときに発する信号であり、「苦痛」とはその信号を受け取り感じるものです。

痛みを和らげるとは、正確には「痛み」という信号を受け取りつつも、そこから感じる「苦痛」を和らげることを指します。

苦痛をコントロールするマインドフルネス

体をぶつけたときのような急性の痛みも慢性痛も、和らげるやり方は同じで痛みの感じ方をコントロールすることです。

例えば冒頭に挙げたような角に足の小指をぶつけた場合は、声を上げて痛がるのではなく、まず足の小指の痛みに意識を集中します。

そうするとズキズキしたり、ジンジンしたり、刺すような痛みが移り変わり混じり合い、痛みが変化することがわかります。

また、ぶつけた場所を押さえたり、氷で冷やしたりしている間もどのように痛みが変化するかに意識を集中させるのです。

そうしていく内に、痛みを自分から切り離し客観的に捕られることができ、結果として痛みから感じる苦痛をコントロールできるようになります。

読んだだけではにわかに信じ難いかもしれません。事実これは意識すれば誰でもぱっとできるようになるものではありません。

これを実践し、より高い効果を得るためには、どんな状況でも意識を一点に集中するための「注意集中力」を鍛えておく必要があるのです。

マインドフルネスで注意集中力を鍛える

「注意集中力」を鍛えるということは、すなわちマインドフルネスを実践するということです。

マインドフルネスとは今この瞬間に意識を集中し様々な気づきを得ることで、もともと慢性痛の治療のために開発されたものであり、実際に治療として使われ効果が出ています。

そしてマインドフルネスの効果を高めるために必要となるのが瞑想です。

注意集中力を鍛える瞑想のやり方

大切なのは呼吸と意識です。

まずは基本となる静坐瞑想から始め、慣れてきたら様々な瞑想方法を試してみて自分に合うものを探してみることをおすすめしています。

マインドフルネスと瞑想のやり方については過去に取り上げていますので是非参考にしてみてください。

参考記事:マインドフルネス(瞑想)の効果とおすすめのやり方

瞑想で痛みを改善しよう

今回は痛みについてと、痛みの改善方法としてのマインドフルネスについてを紹介しました。

マインドフルネスは痛み以外にも集中力を養うなど、様々な場面で役に立つスキルです。

これを機会に是非瞑想を習慣化してみてはいかがでしょうか。

それではまた!

メンタル,健康,瞑想,習慣