【集中力、ダイエット、健康】コーヒーの効果と最大限に活かすタイミング
こんにちは、マサです!
みなさんコーヒーの効果はご存知ですか?
カフェインの覚醒作用に期待し、仕事や勉強など集中したい時に飲んでいる方も多いのではないでしょうか。
- コーヒーの効果を知りたい
- コーヒーを飲むおすすめのタイミングを教えて欲しい
- おすすめのコーヒーは何ですか
そんな悩みを解決するためカフェインについて解説してみたいと思います。
それでは行ってみましょー。
コーヒーのカフェインで仕事や運動のパフォーマンス向上
コーヒー含まれる成分と聞かれれば出てくるのはカフェインですよね。
このカフェイン一つ取っても様々な効能があります。
カフェイン効果1:覚醒作用
カフェインの覚醒作用に大きく関係しているのが体を落ち着かせ眠りに導くアデノシンと呼ばれる体内物質です。
人の体は日中活動することでアデノシンが生成され、これが受容体と結びつくことで体を休ませるために眠くなります。運動した後に疲労を感じ眠くなるのはこのためですね。
そして、カフェインはアデノシンの代わりに受容体と結びつく働きがあるため、眠くなりにくくなるのです。
カフェインの覚醒作用は目が覚めるというより、眠気を抑えると表現した方が正しいと言えますね。
カフェイン効果2:集中力、運動能力の向上
立て続けに表示された数字や画像を見て記憶したり、文章を聞いて復唱するなど、認知機能テストでの結果において、カフェインを取った状態と取らない状態を比較すると、取った状態の被験者の成績が高い結果が出ているようです。
このことからカフェインには記憶力や注意力、集中力に効果があるのではと言われています。
また、運動能力においても、短期的な筋力トレーニングから、長距離の持久走までカフェインにより成績が伸びるなどの研究もあります。
カフェインは2004年まではドーピングとして禁止薬物にも指定されていたほどで、現在は禁止薬物から除外はされたものの、乱用されていないかの監視対象となっています。
このことからも運動能力への効果があることが伺えますね。
カフェイン効果3:鎮痛作用
カフェインには脳血管を収縮させる作用があり、脳血管の拡張により引き起こされる頭痛を抑える効果があります。
頭痛以外の痛みを緩和する効果もあると言われ、実際に頭痛薬や鎮痛薬の成分としてもカフェインが含まれています。
カフェイン効果4:利尿作用
覚醒作用で挙げたアデノシン受容体は腎臓にも影響しており、結果として利尿作用が働くようです。
血液中から余分な水分を排出することで血圧の上昇を抑える効果を期待できますが、夏場など熱中症や脱水症状に気をつける場合には水分を失い過ぎないよう気をつける必要があります。
コーヒーポリフェノールで健康な体を手に入れる
コーヒーにはクロロゲン酸と呼ばれるポリフェノールが含まれています。
このポリフェノールがカフェイン同様に侮れない効果があります。
コーヒーポリフェノール効果1:アンチエイジング
コーヒーの効果と言うよりはポリフェノール全般の効果になります。
ポリフェノールは植物が成長するために生み出す抗酸化物質であり、人の体に対しても抗酸化作用を持つため老化防止になります。
ポリフェノールについては過去に取り上げた記事がありますので、是非合わせて読んでみてください。
コーヒーポリフェノール効果2:ダイエット
クロロゲン酸には脂肪燃焼を促す作用があり、これがダイエットに役立ちます。
脂肪を減らすと謳ったコーヒーがあるのですが、これはクロロゲン酸の脂肪燃焼効果に期待したものですね。
仕組みとしてはクロロゲン酸が細胞内でエネルギーを生成する役割を持つミトコンドリアに作用し、脂肪を燃焼しエネルギーに変換するのを促進するためと言われています。
コーヒーポリフェノール効果3:ガン予防
効果1のアンチエイジングでも書いた抗酸化作用によって、ガン細胞の発生も抑制するようです。
ガンの中でも肝臓がんの予防に特に効果があるとされており、毎日飲む人は飲まない人に比べ発生確率が半分に抑えられたという結果も出ています。
コーヒーを飲むベストなタイミングは午前中
このように様々な効果のあるコーヒですが飲むタイミングには気をつける必要があります。
カフェインの効果は3時間前後でピークを迎え、7時間程度で効果がなくなるとされています。
ただし、この時間自体もあくまで目安であり体質は人それぞれ個人差があります。
この効果時間と効能を考慮すると、午前中に飲むのが理想であると考えています。
午前中に飲む理由1:覚醒作用
覚醒作用があることから寝る前に飲むのを控えている方は多いと思います。
しかし、効果時間を考えると午後以降に飲んだ場合、体質や寝るタイミングによっては睡眠の質に影響を与える可能性があります。
また、日中眠くなるのを防ぎたい場合にも、眠くなってから飲むのではなく眠くなる前に飲むことが大切ですので、その点でも午前中に飲むのが良いと言えますね。
もし午後以降に飲みたい方は、睡眠に影響がないかを確認しながら少しずつ時間を後ろにずらしていくと、自身の体質に合わせたタイミングを測ることができます。
午前中に飲む理由2:集中力、運動能力向上、ダイエット効果
活発に活動する午後を迎える前ということで、午前中に飲んでおくのが効果的です。
デスクワークや肉体労働、勉強からスポーツなど様々な場面でメリットがありますが、飲んだ直後に効果が出るわけではありません。
午前中ではないにしても1、2時間前には飲んでおくと効果を最大限に活かせる可能性があります。
おすすめのコーヒー
毎日でも飲みたいコーヒーですが、豆を買って自分で淹れるのは敷居が高いですよね。
そんな方でも自宅で手軽におしいいコーヒーを飲む方法があります。
そんなおすすめのコーヒーの他、今回取り上げたポリフェノールを含む食品をまとめて、過去に紹介した記事がありますので、是非こちらを参照ください。
コーヒーを効果的なタイミングで取り入れて健康習慣に!
コーヒーには覚醒作用の他に、仕事や勉強、スポーツにも効果を発揮し、そしてアンチエイジングやダイエット、ガン予防などにも役立ちます。
毎朝の習慣にコーヒーを取り入れることで健康的な体作りをしていきたいですね。
それではまた!